気にしてたら生きていけませんっ!

昨日、10日前に注文したベッドが「やっとのことで」届きました。

さて、その経緯は、、、、
午後4時のお届けと聞いていたのに、
約束の時間になっても来ない。
まあ、インドでは約束の時間+1時間ぐらいは当然の枠組み、
と聞いたことがあったので、
気長に待っていました(本当は待つの嫌いだけど...)。

すると、トラックの運ちゃんから、
どうやら道に迷ったらしく電話が入りました。
インド訛りの英語のせいか、
まったく理解できない!
でも、ここまで理解できない英語は未だかつてないし。。。
おかしいなぁ.....。
しばらくして、相手も降参。別の人が出て、
電話の向こうで「ヒンディー、ヒンディー」と叫んでいる。
は???
何? もしかしてヒンディー語で話しかけてきていたわけ?
分かるわけないっしょ!

こちらがゆ~~っくりと英語で話しても
相手は一向に理解する気配なし。
私までインド訛りに「イィングリーシュ オンリィー」
と繰り返す羽目に。。。

バブー君に助けてもおうと電話すると、
電話に出ない!! いつもは出るのに...(グスン)。
しかたない最後の手段。旦那に電話。
ミーティング中だったけど、
10日間も待ったベッドをそのまま逃しては、
と半ば緊急事態だったので許してくでい!
迷子の運ちゃんには、
申し訳ないがそのミーティング中の相手の方に電話をしてもらい、
場所を説明してもうこと約20分
(インド人って説明を聞いてロジカルに物事を処理するの苦手なのかも)。
やっとトラックと共に待ちに待ったベッドが到着。

さて、いざ搬入。
実はこのアパート一軒家の2~3階部分。
さらに、ベッドルームは最上階の3階部分。
キングサイズのベッドを運ぶには不可能に近い階段の狭さ。
これらの条件をざっくりと判断した搬入者は、
半ば面倒くさそうに、「無理かもしれないよ、マム」と...。
「何言ってるのぉー。不可能はこの世に存在しないよ」
と半ば脅しながら励ます私 (^^;)

がんばりました。1時間ちょっとかけてすべてを搬入。
途中 gG の餌が入ったお皿は蹴飛ばされ、
マーブルの床には傷がつけられ、
階段の横の白い壁には数個の黒い手の跡が残され、
1階から2階への吹き抜き部分のプランター内の造花は毟り取られ
(趣味悪いのでいいのですが)、
マットをくるんであったプラスチックカバーは
ベッドルームのあちこちに切り捨てられ......。
まるで嵐の後のようでした。

くっきりと付きました!

搬入を終えた作業員たちは、息荒く「水....」と。
そうね、水ぐらいあげなきゃかわいそうだよね。
コップに冷たい飲料水を入れて渡すと、一気飲み。
そして即座に空のコップを私に差し出し「おかわり」と
(この際「マム」付けなし)。
かしこまりました、とばかりに台所まで行って
冷蔵庫からペットボトルに冷やした水をそのまま持ってくる。
おかわりをつぐとまた一気飲み。またおかわり。
結局ペットボトル2本を飲み上げ、
テーブルの上に置いておいた私のエコボトルに
手をかけて開けようとするではないですかっ!
ちょっとまったーーー!!
フツーは、お尋ねしてから開けるものでしょ。
おまけに飲むところ、真っ黒な手で触ってくれました......。
後から思わず熱湯消毒しちゃった。ごめん...、でもこればかりは...。

ちなみに、同じ頃ケーブルTV の作業員も入っていて
リビングルームにケーブルを入れる作業が行われていたんです。
これがまたスゴかった
屋上から3階にケーブルが入っていたのですが、
それを一人が3階の窓から2階リビングルームの窓のほうに放り投げる。
もう一人がリビングルームの窓でそれをキャッチ。
おおっ、と目を見開きながら様子を見守る私
(一方、背景ではベッド搬入者たちによる被害が続く...)。
まさかと疑いだす私....。
そうなんです、そのまさかなんです。
ケーブルはリビングの窓の隙間から部屋に入れるだけ。
あのーーー窓が閉まりませ~~~ん!
おまけに、ケーブルは屋上からその窓までダラリと垂れ下がっています。
豪雨がきたら映像乱れるどろうな....。

作業を終えた人たち、テスト用に使った TV を元の位置に戻す
こともせず、3階の窓は開けっ放し。

全員が去った後、ちょっと暗くなった部屋で一人疲れてため息......。
細かいこと気にしてたら、ここでは生きていけない、ね、
とひっそり自分に言い聞かす私でした。


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