ナスならずタリ

1ヵ月ほど前から露天リヤカーに並び始めたこの紫の物体。
最初はナス?? と思ったのだが、
よく見ると太い枝にいくつもくっついているし...。

思い切ってドライバーもモルティーに聞いてみると
「マーム、これはタティン*?X@+ だよ」と。
何なに?? タティン何??
綴ってもらいました。カンナダ語の呼び名しか
知らないということでしたが、 T(h)ateningu なんだそーです。
調べたところ正式名は何とも発音しにくそうな
Borassus flabellifer という木 (またの名を Toddy Palm, 
Sugar Palm, Asian Palmya Palm, あるいはオウギヤシ
といって、ヤシ科の木) になる実でヒンドゥー語だと Tari、
イギリスでは Ice Apple などというのだそうです。

ヤシの実だけあって、硬い殻に覆われています。
二度目に買ったときは自分で剝いてみたのですが、
とんでもなく時間と労力を要したので、
三度目の今回はナタのような大きな包丁をかざす
売り場のおじさんに中身だけを取ってもらいました
(ちなみに、通常リヤカーの周りにはインド人がたむろって
います。皆、剝いてもらうのを待っているためです)。


中は? いくつかの袋に分かれていて、
ぷるんぷるんの半透明な実が入っています。
黄がかった薄い皮がついた状態でビニールに入れて
売ってくれます。ひとつ Rs 10 ~ Rs 15。安い!!
1つの殻からはだいたい 3 つの実が取れるので、
2つも買えば十分です。

家に帰って包丁で薄い皮をそぎ落とし、
小さく切っていただきます。
ライチーというかナタデココそのもの、といった感じです。
甘いミルク汁を作って一緒に食べてみよーかなぁ。


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コメント

  1. めちゃ旨そうやないですか!?
    ナタデココ懐かし過ぎです!

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  2. 身体によさそうなお味でしたよ。
    今度インドにいらしたら試してみてください :)

    返信削除

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