ちょっくら旅行:アンコール遺跡 (その3:バイヨン寺院)

アンコールワットを見学し終わったのは10時半頃。
すでにじりじりと太陽が肌に痛く感じられるほど。さすがカンボジア。暑い~~。
西塔門までの仮設橋は、これからアンコールワットを見学しようとする観光客でごったがえしていました。
やはり早めに見学したよかった♪

エアコン付き(!)の SUV に乗り込み、汗をぬぐって次の目的地のアンコールトムへ。
といっても、この日はスモールサーキットの見学で、アンコールトム内にあるバイヨン寺院のみ。

アンコールトムは、アンコールワットの北側に位置する城砦都市遺跡です。
ちなみに、アンコールは「都市」や「王都」という意味で、ワットは「寺」、トムは「大きい」という意味だそうです。
そう、アンコールトムは12世紀後半に建設された大きな都なのでした。

ジャヤーヴァルマン7世により建設されたアンコールトム内には、最盛期に8万~15万人が住み (当時のロンドンの人口は3万人ほどと言われている)、寺の維持などに従事していたとのこと。
ダンサーの数だけでも 650人というから、いかにゴージャスだったかが予想できます。

またアンコールトムの周りには木造家屋が多く立ち並び、物を運ぶための水路である運河が四方八方に張り巡らされて、都市内のメインの道路の両脇に幅20m長さ300mにもおよぶ貯水池が設けられていたとのこと。
そして、最盛期には100万人が住むという大都市だったんだそうなんです。すごい!!!
※アンコールトムについては別途書くのでお待ちを~。

そんなアンコールトムのほぼ中央に位置するのがバイヨン寺院。
仏教を信仰したジャヤーヴァルマン7世によって、12世紀後半から13世紀前半にかけて大乗仏教の寺院として建造されました。




お寺にしては塔がたくさん。そして、塔に何と大きな顔が。
見えるでしょうか?
このお寺には50ほどの塔があり、その4面に顔が彫られているのでした。
この顔、若干微笑んでいて幸せな気分になります。
観世菩薩像という説や、ジャヤーヴァルマン7世本人の顔を模倣したものだとか、ヒンドゥー教の神々を模したものだ、という説もあるようです。

ん? ヒンドゥー?
そうなんです。このお寺、当初は大乗仏教のお寺として建造されたのですが、その後ヒンドゥー教のお寺に変わったり、そしてまた仏教のお寺になったりとコロコロ変わったんです。

さて、寺院を廻る外壁にはやはり一面にレリーフが。


チャンパとの戦さの様子や、バイヨン建造当時の市場や人の生活の様子などがレリーフに彫り込まれています。

中に入り階段を上がり第二層目に行くと、こんな感じに巨大な顔の塔がいっぱい。
人もいっぱい(笑)。記念撮影ばかりでなかなか思うように歩けないのが残念でした。



ジャヤーヴァルマン7世が亡くなった後、13世紀の半ばジャヤーヴァルマン8世の時代にクメール王朝はまたヒンドゥー教へと転換。
このお寺にもヒンドゥー教寺院へと改造されます。
現にお寺の中にはシヴァリンガが見受けられます。





ヒンドゥー教の後は上座部仏教のお寺に変化し、その後クメール王朝の衰退とともに深い森林の中で崩壊した美しい寺院。
当時はこんな感じだったようです♡♡♡


An artists representation of Angkor Thom Cambodia at musée Guimet
By Jean-Pierre Dalbéra [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons


さて2日目最後は幻想的なタ・プロームです。こちらからどうぞ



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