バラタナティヤムは3つの言葉でできていた

さて、もう何だかあきらめたくなるような日々が続いてぐったりしているのですが、
そんな中、マイブームであるバラタナティヤムについて勉強しているうちに
本当にすばらしい古典芸術であることがわかってきたので共有します。

#七転び八起きシリーズはまた次回~(笑)

さてさて、バラタナティヤムについては以前にも書きましたが、
この言葉 BharataNatyam は、3つの言葉がつながった単語なのでした。

Bha = Bhava (感情)
ra = Raga (メロディー)
ta = T(h)ala (リズム)
Natyam = 舞踊

なるほど。舞踊そのものを表していたわけです。

2500年近くの歴史を持つとされているバラタナティヤム。
BC500年~ AD500年の間に書かれたとされる舞台芸術のサンスクリットの本『ナーティヤ・シャーストラ』でも紹介されているようです。
#ちなみに、この本が完成されたとされるのがBC200年~ AD200年。ただ、その後
3~8世紀にかけてオリジナルのテキストに変更や追加が加えられたとのこと。
タミルナードゥ州発祥のこの踊りは、インドの古典舞踊の中でも最古の歴史を持つ、ともされています。

もともとは寺院で神への奉納として踊られた舞踊。
ディーヴァーダーシーと呼ばれる巫女さんたちによって踊られていました。
その後英国統治時代に入り、あらゆる伝統芸能が破壊され、このバラタナティヤムも死滅の途をたどるのですが、1930年ころにこれらの伝統芸能を守ろうとする動きが活発になり今に至ったとのこと。

踊りの特徴は、ヌリッタ (リズムを強調した純粋な踊り) とヌリッティヤ (感情の表現、ストーリーテリング)。感情豊かな踊りが続いたかと思うと、無表情のリズミックなダンスが続いたり、この変化を見るだけでもドキドキします。

そうそう、最近11歳の日本人少女がニューデリーでバラタナティヤムのプロデビューを果たしたようですね。今週日曜に、はやりプロデビューを果たした13歳のお師匠さんによるワークショップを企画していた私はびっくり。
何というタイミング!

今回ワークショップを行っていただけるお師匠さんのそのまたお師匠さんのお師匠さんは、かなり有名なこちらの Guru パドゥミニ・ラマチャンドランです(ちなみに、
お師匠さんのお師匠さんがこの方の娘さん)。

# noopurabhramariより転載させていただきました。

若い頃は多くの映画に出演されていたとのこと。
そして、後年は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の舞踊指導を手がけ、さらには映画にも出演されたとのこと (まだ見てないからわかりませんが、、)。


日本でもこの踊りが注目されはじめることでしょう。
私はかなり虜状態♡


◎バンガロールにお住まいの皆様へ
9月9日、日曜、午後2時~4時半までバラタナティヤムのワークショップを行います。
インド最古の古典舞踊を学びませんか?
9月8日までお申込み受け付けております。
bodilymind@gmail.com までメールにてお申込みください。

場所:インディラナガール
受講料:お一人での受講 Rs. 2,500、お二人以上での受講 Rs. 2,000/人、お子様 Rs. 500
# お子様と一緒の場合も単価 Rs. 2,000 となります。
# お子様は恐縮ですが、12歳以上のお子様に限らせていただきます。

インドでは音楽や舞踊といった芸術は、スピリチュアルなものだ、とされています。
自己を解放するための精神集中力を培うことで、解脱にもつながるもの、とされているのです。解脱目指してバラタナティヤムに親しんでみましょう♡




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